事業で勝つ!
日本知的財産協会発行の「知財管理」誌4月号の特集タイトルが「事業で勝つ!」だった。

資源のない我が国は資源を他国に求め、これを加工して高機能、高品質の商品を開発、製造、販売するということで高度成功を遂げてきた。ところが、このところ従来の企業戦略が通用しなくなり、優れた技術力をもってしても必ずしも企業目的の達成には困難を感ずるようになっている。

高い技術力で優れた商品を生み出し、これを知的財産権で保護するという従来の標準パターンが通用しにくくなったという実態がある。発展途上国が既に強力なライバルとなり、企業競争の中で苦渋をなめる例は数多く見られる。

そこで、改めて「事業で勝つ!」というテーマを採択して特集を組んだということだ。競争を嫌う教育、言論、国民性などが入り交じり、戦後日本の復興以上に問題は難しくなっている。「何が何でも」という気迫が希薄になっているのが気がかりだ。

事業戦略に密着した知的財産管理とか企業経営に資する知的財産管理とか十年一日のごとく言いならされたスローガンはこの際潔く捨てて新しい在り方を、模索しなければなるまい。

いよいよ複雑化した世界情勢の中で「事業で勝つ!」には過去の延長線上ではモノは考えられないことを改めて明記すべきだ。知財後ろ向き時代はすでに終わっている。出来上がった砂山にいくら砂を盛っても崩れるばかりだ。高く盛り上げようとするなら裾野を広くするか別の山を築くしかあるまい。
# by ipiltd | 2012-04-19 17:27 | 知的財産
桜と共に
このところ、身辺に無視できかねる変化が起こっている。

多忙に取り紛れやすい中、ここは冷静にとまずは頭の中を整理して留まることなく前進を図る。立ち止まることは毛頭考えていない。

忙しい時ほど仕事がはかどり、暇なときほど何もかもが停滞してしまう。凡人の悲しさというべきか凡人であることの気楽さというべきか。

色々あるからこそこの世は尽きせぬ面白味がある。
# by ipiltd | 2012-04-18 13:54 | ひとりごと
奥田一夫氏を惜しむ
大阪センチュリー交響楽団の首席で創立時代からのメンバーでオケでも中心的存在,指導的立ち場にあった方だ。

氏は表芸のコントラバスでは魔術師と云われるゲイリー・カー氏とも親交があり,
ともに,ソロコンサートも数多く,後進の育成にも力を注いで来られた。

パソコンにも堪能で素晴らしいウエブ・サイトなどをつくって情報発信を続けてこられた。
その技術やエネルギーにかねがね敬服してきたものだ。

さらにその多彩,多能が仇となり,自転車の事故で残念なことになった。
返す返すも惜しい人材を失った。残念至極である。
# by ipiltd | 2010-10-12 23:22 | 芸術・音楽
ファンドレージング
乏しい活動資金にめげず頑張っているアーティストたち,孤高の芸術家たちに心から敬意を表するものである。これらの人たちを世に送り出そうと活動しているサポータの方々にも感謝の意をささげる。

ファンドレージングと云う言葉を良く耳にする。使う人によってその意味するところは微妙に違うようにも思える。しかし,実態は寄付行為を含めて然るべき活動の資金調達とみても良いのではないかと思う。

何でも横文字にして本質的なモノをオブラートに包んでしまう風潮が疎ましい。

何でも公的資金に頼ろうとする風潮も情けない。反対にばら撒きして「やったやった」という政治にも違和感を感ずる。

寄付行為も何となく「しにくい」「めんどう」な税制の制約もあり,性悪説横行の今日,税制改正や非営利法人の取り扱いが改正が行われることも期待薄だ。

神戸で孤高の活動を続けているギャラリー島田の島田誠氏のメルマガを読むにつけ,出口のない堂々めぐりの思いに駆られ,自らの力の乏しさに思い至るのである。

# by ipiltd | 2010-08-10 10:09 | ひとりごと
手を広げ過ぎたか
手が回りかねている。
手を広げ過ぎか。能力の過信か。好奇心が強過ぎるのか。

新しいことに挑戦したい。
能力を超えるものにも挑戦したいと思ってしまう。

情報技術と芸術分野のかかわりも思いのほか進んでいる。
ムズムズしてくる。

9月から新しい講座が始まる。
受講者・研究者との関わりも楽しそう。
# by ipiltd | 2010-08-07 22:00 | ひとりごと
おとなの寺子屋と神戸ビエンナーレ
モトコー(神戸元町JR・阪急の高架下の愛称)のてつがくカフェで師匠(その都度かわる)と一緒にてつがく,してきました。

今回の師匠は作家にして某美術館の学芸員Kさん(承諾を受けていないので匿名)でした。

議論の中身はさておいて,参加者の話題は,いま,神戸では2回目になった「神戸ビエンナーレ」を開催中ですした。

2年に一度に開催されるビエンナーレも各地で催されているようですが,神戸のビエンナーレの穴場はメリケン波止場と県立美術館を結ぶ海上から見た素晴らしい光景というのが一致した意見でした。

神戸市の相当の肩入れも奏功して好評です。
# by ipiltd | 2009-11-04 10:26
神戸文明博物館
神戸文明博物館構想は遂に幻に終わってしまった。
残念と言えばまことに残念の極みである。

昨今の経済情勢からすれば構想復活の目はあるまい。これを機会に博物館,あるいは知的文化資産の保護と継承についても再考を迫られている。

経済環境により文化の保護継承が注目されたり,リストラ対象とされたり,内容の軽重にかかわらず厳しい風が当たっている現状に,もろさ,はかなさを感じずにはいられない。

現在を大事にし過ぎて過去を消し去り,未来に展望をもたない社会は「文化国家」を目指して飢えにも耐えてきた老人にはひときわ寂しい。平家物語の一節でも吟じようか。
# by ipiltd | 2009-10-12 10:43 | 知的文化資産
KOBEビエンナーレ2009
いま“KOBEビエンナーレ2009”がたけなわである。
神戸の広範な地域に様々な展示,イベント,コンテストやら音楽会などのパフォーマンスも行われている。

参加者もいわゆる作家にとどまらず,老若男女を巻き込んでいるところが素晴らしい。さすがは2年に1度という意味を越えた“そばめし発祥神戸風ビエンナーレ”に似つかわしいものがある。

現代アートを応援している仲間たちにとってもこの一時期は熱くならずにはいられないのだ。

と言いながら,これが企画された時は横浜の2番煎じとか雑多な反対論が渦巻いていたことも事実だ。日頃温厚な紳士も真剣に心配して開催に異論を唱えていたことも見聞きした。

こうして回を重ねることができていること,ともすれば沈滞気味の関西,とりわけ神戸の“ハレ”となり,元気になる人,夢中になる人,将来を考えることができる人などが輩出してくれれば誠にご同慶の至りというほかはない。

時あたかも神戸市長選挙が始まった。文化の香りを一服の清涼剤として10月3日から11月23日にわたる“KOBEビエンナーレ2009”の賑わいを大いに期待しよう。
# by ipiltd | 2009-10-11 17:01
RICアートカプセル2009
早いもので今年で7年目のRICアートカプセルは今日が始まりです。


今年も様々なアートの展示やアートパフォーマンスやらで賑やかなことでしょう。テーマは「アートでつなぐ大切な・ひと・もの・こと」で,キャラクターばやりですからユニークで可愛い「リックルン」も子供らに人気を集めるに違いありません。

今回は六甲アイランド内にある木製パレット,ダンボール,かんなくずなどの材料を使ったアートが展示されます。リバーモールから小磯記念美術館にかけての緑道はエコとアートがどう結びついてゆくのか注目です。

思えば,NPOリフォープが六甲アイランドの海辺にある南公園で現代アートの展示やパフォーマンスを繰り広げたことが懐かしく思い出されます。

恐らく,このリフォープの活動が六甲アイランドの現代アートの展示活動の先駆けになったことでしょう。これも,お定まりの資金難から休止になったことは惜しまれます。特に海辺の強風に煽られながらの作品展示をやりぬいた作家の皆さんには脱帽です。
# by ipiltd | 2009-10-10 11:32 | 芸術・音楽
長らくのお休みでした。
健康は富に勝るとは昔からの言い古された言葉ですが,亡くした時にその価値を痛感すると云うのが凡人の凡人たる所以で誰でもが経験し,感じることでもあります。

少々心に痛みを感じながらお休みが長く続きましたがボチボチと目を覚まそうと思っています。それにしても,IT世界の進歩は目覚ましく目を見張る心地です。
# by ipiltd | 2008-09-15 13:08 | ひとりごと


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